栗田智仁のぶどうの主な栄養素
果糖・ブドウ糖・ビタミン・鉄・カリウムなど。
注目成分
アントシアニン(ポリフェノールの一種)・レスベラトロールなど。
赤ぶどうに多く含まれる。
効能
疲労回復・老化防止・がん予防・動脈硬化予防・脳梗塞予防・高血圧予防など。
ぶどうに付着している白っぽい粉の正体
それはブルーム(果粉)と呼ばれるぶどう自身からつくられたロウ物質で、新鮮で高品質なぶどうの証明といえます。ぶどうの水分が蒸発するのをふせいだり、病気にかからないように守ってくれています。食べてもまったく問題ありません。
ぶどうの歴史
ぶどう栽培の歴史は古く紀元前3000年頃には地中海沿岸で行われていた。
日本へは今から約1300年前の奈良時代に唐から伝わったのが始まりと言われている。
ぶどうの種類には大きく分けて欧米種と欧州種があるが、現在品種改良がすすみそれらを交配させた種類は約5000種にものぼる。
ぶどうには生食用の品種とは別にワイン用の品種やその両方にあたる兼用種があり、日本では栽培されているものの多くが生食用である。
ちなみに和銅ぶどう園では生食用ぶどうを15〜20種栽培しています。
栗田智仁のワイン用のブドウ
栗田智仁のブドウ
栗田智仁のブドウ知識
ワインのブドウ品種赤ワイン用ブドウ品種にはどんなものがあるの?
マスカット・べリーA
1927年(昭和2年)、川上善兵衛氏により交配された日本固有の生食・醸造兼用品種です。
キャンディのような甘い香りが特長で、優しい口当たりとなめらかな味わいの果実味のある赤ワインになります。
カベルネ・ソーヴィニヨン
フランスのボルドー地方原産の代表的赤ワイン用ブドウ品種です。
深みのある色合いとしっかりとしたタンニンが特長で、コクのある長期熟成型のワインとなります。
メルロー
フランスのボルドー地方原産の赤ワイン用ブドウ品種。
深みのある色合いと、きめ細やかなタンニンがあり、まろやかで口当たりの良いワインとなります。
ピノ・ノワール
フランスのブルゴーニュ地方を代表する赤ワイン用ブドウ品種。
透明感のあるルビー色で比較的タンニンの少ない、なめらかな味わいのワインとなります。
ガメイ
フランスのボージョレ地方で栽培されている赤ワイン用ブドウ品種。
炭酸ガス浸漬法(果実を房のまま入れた容器を密閉し、炭酸ガスを充満させて行う特殊な発酵方法)により、タンニンが少なく、フルーティで軽快な味わいのワインとなります。
ボージョレ・ヌーヴォーもこのブドウからつくられます。
シラー
フランスのコート・デュ・ローヌ地方原産の赤ワイン用ブドウ品種。
濃い紫を帯びたガーネット色。
フルーティさとタンニンのバランスが良く、力強い味わいの赤ワインとなります。
また、オーストラリアでは「シラーズ」と呼ばれています。
ネッビオーロ
イタリアのピ工モンテ州で栽培されている赤ワイン用ブドウ品種。
濃いガーネット色で、酸・タンニンのしっかりとした長期熟成型の赤ワインとなります。
バローロはこのブドウからつくられる代表的なワインです。
サンジョヴェーゼ
イタリアの代表的な赤ワイン用ブドウ品種。
トスカーナ州をはじめ広い地域で栽培されています。
濃いルビー色のタンニンと果実味が豊富なワインとなります。
キャンティの主要品種としても知られています。
テンプラニーリョ
スペインの代表的な赤ワイン用ブドウ品種でスペイン国内で広く栽培されています。
近年ではフランスのラングドック地方やポルトガルでも栽培されています。
香り高く繊細な味わいを持つ長期熟成型のワインを生み出します。
ジンファンデル
カリフォルニア州で栽培されている赤・ロゼワイン用ブドウ品種。
赤は適度なコクとフルーティさを持ち、ロゼはホワイトジンファンデルと呼ばれ、微かなピンク色が美しい、フレッシュで口当たりの良いワインとなります。
カルメネール
古くはフランスのボルドー地方で栽培されていた品種ですが、現在ではボルドー地方ではほとんど栽培されていません。
近年、南米チリで栽培に成功しており、豊かな果実味とコクのある味わいのワインで注目を集めています。
マルベック
フランスのボルドー地方や南西地方カオール地区で栽培されており、色が濃くタンニンの強いコクのある赤ワインとなります。
近年アルゼンチンで注目されるワインが造られており、人気を集めています。
白ワイン用ブドウ品種にはどんなものがあるの?
甲州
日本で1300年もの歴史をもつ伝統ブドウであり、山梨県を中心に栽培される日本国有の醸造用ブドウ品種。
果皮は淡い赤紫色の美しいブドウです。
これまで甲州で造られるワインは香味とともに特徴が乏しいと言われてきましたが、近年果皮から旨みを引き出した味わい豊かなワインや、これまで発見できなかった柑橘系の香りの前駆体(ある化学物質について、その物質が生成する前の段階の物質のこと)を最大限発現するように栽培醸造技術によりつくりあげた香り豊かなワイン等、個性のある甲州ワインが誕生しています。
ソーヴィニヨン・ブラン
主にフランスのボルドー地方やロワール地方で栽培されている白ワイン用ブドウ品種で、ロワール地方ではブラン・フュメと呼ばれています。
ロバート・モンダヴィ氏は『フュメ・ブラン』とネーミングして大成功をおさめました。
ニュージーランドでも注目される品種です。
セミヨン
主にフランス ボルドー地方のソーテルヌ地区、グラーヴ地区で栽培されている白ワイン用ブドウ品種。
貴腐ワインの原料ブドウとしても有名です。
シャルドネ
フランスのブルゴーニュ地方原産の代表的な白ワイン用ブドウ品種。
産地、気候の遠いで様々な味わいを持つワインとなります。
また、シャンバーニュの原料としても有名です。
ミュスカデ
フランスのロワール川下流域、大西洋への河口付近で栽培されているブドウ品種。
辛口でさわやかな風味の軽快なワインとなります。
澱とワインを接触させるシュール・リー製法で造られるワインもあります。
リースリング
ドイツを代表する白ワイン用ブドウ品種。
しっかりとした酸味と上質な香りを持ち、さわやかな辛口から甘口のワインまで造られています。
ミュスカ
イタリアでは「モスカート」とも呼ばれ、多くの変種があり、世界各地で栽培されています。
甘くさわやかな香りを持ち、甘口ワインや酒精強化ワイン、スパークリングワイン等、各地で様々なワインが造られています。
ヴィオニエ
フランスのコート・デュ・ローヌ地方北部原産のブドウ品種。
モモやアンズを思わせる特徴的な香りを持ったワインとなります。
最近ではカリフォルニアやオーストラリアでも香り高いワインが造られています。
トレッビアーノ
イタリア、フランスで最も栽培面積の多い白ワイン用ブドウ品種。
軽快でさわやかな風味のワインとなります。
南フランスではユニ・ブラン、またコニャック地方では「サンテミリオン」と呼ばれ、ブランデーの重要な原料ともなります。
ピノ・グリージョ
イタリアでは「ピノ・グリージョ」、フランスでは「ピノ・グリ」と呼ばれています。
『グリージョ』、『グリ』は灰色を意味し、果皮が灰色を帯びた薄紅色をしています。
香りは穏やかですが辛口でコクのある味わいの白ワインとなります。
フルミント
ハンガリー北部卜カイ地方の主要ブドウ品種。
通常酸味のある力強い辛口ワインとなりますが、生産年により貴腐ブドウとなった場合は極甘口の貴腐ワインとなります。
※写真は貴腐がかったブドウです。
パロミノ
スペイン南部アンダルシア地方原産で、シェリーの重要な原料ブドウ品種。
シェリーのほとんどがこの品種から造られています。
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