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    2011.05.12 Thursday

    民間伝承の薬草

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       栗田智仁です。

      今日は野ブドウについてかきます。


      野葡萄
      日本全国の山野に自生し、各地それぞれの別名で呼ばれています。

      ネコブドウ(青森)、カラスブド、ウマブドウ(宮城)、ドスブドウ,イヌブンド(山形,長野)、ドクボッコ(福島)、ネコノメ(栃木)、サルブドウ(新潟)、ウマノメダマ,イヌカマエビ,ハコボレ(東京,埼玉)、ウマエンズル(千葉)、カラスエビ(中国地方)、ウシブドウ(岡山)、インガネブ(長崎)、イヌガラミ(山口、大分、鹿児島


      野ぶどうは民間伝承の薬草として昔からさまざまな、薬効が言い伝えられ愛用されてきました。


      伝えられている薬効は、腫れ物、虫垂炎、突き目、リュウマチ、神経痛、強肝作用、うちみ、捻挫等々ですが、近年では癌、慢性肝炎、肺線腫等の病気に使用され多くの人の症状が改善されています。


      中国では『腫瘤の弁証施治』によると、抗癌薬草として乳線癌、食道癌、リンパ肉腫などにも使用されています。

      又鎮痛、利尿、消炎、止血、解毒、血液循環改善作用が あるのでさまざまな病に使用されています。

      野葡萄エキスは、独協医科大学の研究グループによってはじめて肝臓病に有効であることが科学的に立証され、民間伝承の薬効が確認されました。

      臨床に於いても肝臓病の症状と肝機能(GPT、γ‐GTP、LDH)は明らかに改善しました。
      又喫煙者に多いと言われる肺線維症、肺気腫による息切れ、食欲不振の症状が消失し、明らかな有効性が確認されています。